サイトについて

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サイトの目的

「経済のにほんご」は、経済の基本用語とその使い方を学習するためのサイトです。主な対象は、中級後半以上の日本語レベルの方で、次のような目的をもつ方です。

  • 大学で経済関係の専門教育を受けるために、経済の基本用語を学びたい方
  • 就職などのために、日本経済や世界経済の現状に関する基本用語を学びたい方

サイトの使い方

1. 翻訳の選択

「経済のにほんご」には複数の言語版があるので、トップページで1つ選んでください。1つの言語版に入ってから、画面右上の言語のリンクで他の言語版に替えることもできます。

2. 基本用語のテーマ選択

各言語版のトップページでは、「学術用語」か「ニュース用語」を選び、さらに学習したい基本用語のテーマを選択してください。「学術用語」は大学で経済関係の専門教育を受ける方のための用語で、612語あります。「ニュース用語」は就職の準備などのための用語で、140語あります。どちらも日本の中学と高校の教科書から選びました。

基本用語は、テーマからではなく、画面右上の検索フォームに「価格」「かかく」「price」などと入力して検索することもできます。

3. 基本用語の学習

基本用語の上には、ひらがなで読み方がついていて、下には翻訳がついていて、右のマークを押すと、音声を聞くことができます。読み方には、ぎょう」のように一部の平仮名に背景の色が付いていて、それがアクセントの高い部分を示しています。音声を聞く時、どこでアクセントが下がるかに注意して聞くと、自然なアクセントが覚えられます。

重要な基本用語には、2種の☆が付いていて、次のことを表します。

  • ☆☆:重要な基本用語(半数以上の中学「公民」教科書にある)
  • ☆:次に重要な基本用語(半数以上の高校「現代社会」または「政治経済」にある)

4. 基本用語の使い方の学習

重要な基本用語のうち「連語をみる」と書いてあるものは、「連語をみる」をクリックすると、「価格が上がる」「価格の変化」のような基本用語の使い方を示す連語の一覧が出ます。

連語の下には翻訳がついていて、右のマークを押すと、音声を聞くことができます。連語のある基本用語は92語、連語は630種あります。

基本用語の例文には、次の2つの学習方法があります。

例文を表示
例文を読む » 例文を聞く
ディクテーション練習をする
ヒントの連語を読む » 例文を聞く » 答えを見る » 次の問題

「例文を表示」から入る方法は、例文ごとに例文を読んで例文を聞く方法で、初めてその用語を学習する方に合っています。連語の配列は、「価格が上がる」のような動詞の連語、「価格の変化」のような名詞の連語、「価格が高い」のような形容詞の連語の順です。連語は意味ごとにまとめてあります。

「ディクテーション練習をする」から入る方法は、連語の1つがヒントとして示され、その例文を聞いた後、答えを見て確認する方法で、その用語を既に知っている方に合っています。

「ディクテーション練習をする」の場合は、例文を聞きながら言ったり(シャドーイング)、例文を聞いた後で言ったり(リピート)、聞いた後で書いたり(ディクテーション)などの練習ができます。

連語の例文は、易しい日本語で書かれた短い文(35字以内)で、内容も経済学的に適切なものです。日本語教師と経済の専門家が協力して作りました。

制作者

括弧内の肩書は、2010年10月1日現在。*は2017年1月1日現在。

企画・全体統括
小宮千鶴子(早稲田大学大学院日本語教育研究科教授)
基本用語の選定
小宮千鶴子(早稲田大学大学院日本語教育研究科教授)
基本用語のテーマ分類
乗川 聡(帝京大学経済学部講師)
小宮 千鶴子(早稲田大学大学院日本語教育研究科教授)
基本用語のアクセント調査
大久保 雅子(早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程院生)
東田 明希子(早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了)
戸谷 佳那子(早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了)
専門連語の判定
乗川 聡(帝京大学経済学部講師)
谷ヶ城 秀吉(立教大学経済学部助教)
近郷 匠 (早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程院生)
専門連語の選定と配列
小宮 千鶴子(早稲田大学大学院日本語教育研究科教授)
基本用語と専門連語の英訳
乗川 聡(帝京大学経済学部講師)
基本用語の英訳の監修
岩本 武和(京都大学大学院経済学研究科教授)
基本用語と専門連語の中国語訳
温 明月(早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程院生)
基本用語と専門連語の韓国語訳
金 倫廷(早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程院生)
基本用語と専門連語のベトナム語訳
レティ・ミンゴック(横浜国立大学大学院国際社会科学府博士前期課程院生)*
基本用語と専門連語のタイ語訳
タサニー メーターピスィット(タイ国立タマサート大学教養学部)*
シリワン ムニンタラウォン(タイ国立タマサート大学大学院日本研究科主任)*
パーチャリー ワィワッタナパタピー(タイ国立タマサート大学大学院日本研究課程)*
ティティコーン ダムロンパーニット(投資サービスセンター、投資委員会事務局)*
基本用語と専門連語のインドネシア語訳
アグス・スヘルマン・スルヤディムリア(パジャジャラン大学人文科学部・言語学研究科教授)*
専門連語の例文作成
小宮 千鶴子(早稲田大学大学院日本語教育研究科教授)
専門連語の例文作成協力
北村 尚子 (横浜国立大学留学生センター非常勤講師)
専門連語の例文の監修
乗川 聡(帝京大学経済学部講師)
我妻 靖(早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程院生)
基本用語・専門連語・専門連語の例文の録音
大久保 雅子(早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程院生)
Webサイト制作
角南 北斗(フリーランスのWebデザイナー)
Webサイトの説明
小宮 千鶴子(早稲田大学大学院日本語教育研究科教授)
Webサイトの説明の英訳・中国語訳・韓国語訳
株式会社日本通訳翻訳センター
Webサイトの説明の英訳の確認
ゴーリア,マシュー(サウスカロライナ大学モーアスクールオブビジネス国際経営学修士課程院生)
Webサイトの説明の中国語訳の確認
游 能睿(早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程院生)
Webサイトの説明の韓国語訳の確認
曺 暑渟(早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了)
Webサイトの説明のベトナム語訳
レティ・ミンゴック(横浜国立大学大学院国際社会科学府博士前期課程院生)*
Webサイトの説明のタイ語訳
タサニー メーターピスィット(タイ国立タマサート大学教養学部)*
Webサイトの説明のインドネシア語語訳
アグス・スヘルマン・スルヤディムリア(パジャジャラン大学人文科学部・言語学研究科教授)*

著作権

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当サイトへのリンクは自由です。リンクする際に連絡は必要ありませんが、事後お知らせいただければ幸いです。リンクを張る際、よろしければ、以下のバナー画像をご利用ください(準備中)。

付記

当サイトの開発は、平成20-22年度科学研究費補助金基盤研究(C)「テーマから引ける『留学生のための経済の専門語学習辞典』の作成」(研究代表者:小宮千鶴子,課題番号:20520482)による助成を受けました。

当サイトの修正とベトナム語版の作成は、2014年度早稲田大学特定課題研究助成費特定課題A(一般助成)「留学生のための経済の専門語学習サイトの改修と拡充」(研究代表者:小宮千鶴子,課題番号:2014A-058)による助成を受けました。

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keizai.nihongoアットマークgmail.com(担当:小宮千鶴子・角南北斗)